2018年09月15日更新

男性はトリコモナスに感染する確率が低い

トリコモナス感染症の感染率は非常に高く、日本では女性の5%から10%程が感染しているとされています。
しかし、男性の場合は女性と比べてトリコモナスに感染しにくいのが特徴です。
男性はトリコモナスが尿道に付着したとしても尿と一緒に排出されてしまうため、症状が出にくいという人がほとんどです。
ただし感染する確率が少ない分だけ、トリコモナスの症状に関して自覚を感じる事がありません。
それが原因となって発見や治療が遅れてしまうというデメリットがあります。

トリコモナスについて考える男性症状が出るのは男性の感染者のうち、わずか1割程度だとされています。
さらに男性は検査をするのが難しいので、実際にはトリコモナスなのに検査結果では他の細菌が原因となって尿道炎を起こしている可能性があるという事になってしまいます。
男性にトリコモナスの感染の疑いがある時にはパートナーにも検査をしてもらう事で、感染を広げないように、また何度も再感染するのを防ぐ事につながります。

トリコモナスの感染を防ぎ、早期発見と治療をするためには定期的に検査をするようにしたほうが良いです。
女性にしか感染しないと考えている男性は多いですが、感染率が低いだけであって、感染を全くしないという事ではありません。
検査が難しいという事も考えますと、気づかないままでいろんな人を感染させてしまう可能性が出てくるので注意が必要なのです。
ちなみに、コンドームを使う事で一時的な感染予防にはなります。
ただし根本的な解決にはならないので、必ず治療をしなければいけません。

トリコモナスに感染しないように出来る事として、性行為を持つ際には必ずコンドームをつける事や不特定多数と性行為をしない事、温泉施設や風俗などを利用する場合には注意する事などがあります。
特に風俗店は性病に感染しやすい場所なので、利用する時には自分できちんと感染しないように予防をしておく必要があります。
温泉や銭湯などでも感染者が利用した椅子などを使う事でも感染するので、椅子の上にタオルを敷くなど工夫をして利用しましょう。

男性のトリコモナスの症状について

男性がトリコモナスになった時の症状はほとんどありません。
しかし症状が出る場合には主に尿道炎が出ます。
例えば軽い排尿痛があったり、尿道から膿が出たりします。
どこまで菌が侵入しているかによっても症状は変わります。
尿道のみであれば尿をした時に一緒に流されてしまうので、症状が進行してしまう事もありません。
しかし男性は気づくのが遅れる事が多いので、発見された時には前立腺や精のうなどにも菌が入ってしまっている場合がほとんどです。

頻尿や陰茎に違和感やかゆみを感じるという人もいます。
潜伏期間が10日間前後あるため、それまでは全く違和感を感じる事がありません。
頻尿やかゆみといった症状に関しては2、3週間もするといつの間にか自然に改善されている事もあります。
しかしこれは完治したという事ではなく、菌が潜伏している可能性がまだありますので、パートナーにうつしてしまう危険性があるので注意しましょう。

誰かにうつさないように完治させるにはやはり治療が必要です。
トリコモナスの治療に使われるのは抗菌薬のフラジールがあります。
フラジールは7日から10日間服用を続けます。
この期間中に症状が出なくなる事もありますが、菌が完全に死滅したわけではないため、再検査をして完治した事が確認されるまでは温泉や銭湯といった場所へ出かけるのは控えたり、性行為もしないでおきます。
飲み忘れをしたり、症状が出ていないからといって勝手に薬をやめてしまうと菌を体内に残したままになりますのでやめておきましょう。

フラジールの服用は200mgを1回1錠、10日間服用するのが基本となっています。
全部飲み終わった時に再検査をして陽性反応が出なければ、それで完治となります。

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